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コラム

いじめ防止授業への参加について(弁護士 外山 亮)
 先日,宮崎市内の小学生5年生を対象とした「いじめ防止授業」に参加しました。この「いじめ防止授業」は,宮崎県弁護士会の子どもの権利委員会が中心となり行われたものです。
 内容としては,

 「いじめ」に当たる行為にどのようなものがあるか
 「いじめ」をしたときの責任(刑事上の責任,民事上の責任)
 「いじめ」の事件の紹介(過去に実際に起きた事件の紹介)
 「いじめ」による被害の大きさ(自殺までおいこんでしまう)
 「いじめ」によって加害者が負うキズ
 「いじめ」に直接は関わっていない人ができること
 「いじめ」の相談を受けた場合の先生がどうしてくれるのか

ということを中心に授業を行いました。
 この授業のウリ(だと思っているところ)は,「弁護士」という法律の専門家が実際に児童に話をすることもあるのですが,授業の最後に,担任の先生が「いじめ」があったとき,「いじめ」を知ったとき,「いじめ」の報告を受けたときに,担任として,教師としてどのようなことをしてくれるのかをクラスの児童と「約束」してくれるところにあります。
 いじめられていることを先生に話すことというのは,小学生には難しい(抵抗がある)中で,先生との絆をいかにしてもち,担任をはじめとする先生にいかにして話をすることができる体制を作れるか,また,その場合に先生がどのようにして,いじめを報告してくれた児童を守ることができるか,第2のいじめを産まないかというのが大事だと思います。
 今回は,当初授業内のアンケートで,いじめを見たとしても先生に相談しようという回答がなく,ちょっと先生もショックを受けた感じはありましたが,そのあとで,担任の先生が,いじめがあったことを知らせてくれた人を全力で守る,いじめがなくなるように努力するということを児童たちに約束してくれました(先生も涙を流しながら訴えてくれたので児童への効果も強かったのではないかと思います。)。
 その約束を信じて,今後何らかの対応してくれれば今回のいじめ防止授業の効果があったのかと思います。

 弁護士会として,このようないじめ防止授業に取り組んでいます。ご希望があれば相談してみてください(もちろん,直接のお声かけも歓迎します。)。

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